2019/08/28

ピノ・ノワールの収穫祭

お盆も終わった8月19日、待ちに待ったピノ・ノワールの収穫を行いました。
大里研究所では、農薬や化学肥料を使わない、BIOワイン作りを目指しています。

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山の中腹に広がるブドウ畑

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しっかり色づき成長したピノ・ノワール

ピノ・ノワールは、ワイン愛好家の間で根強い人気の品種ですが、日本での栽培が難しく、特に高温多湿な大野町でのBIOワイン作りは、UC Davisでワイン醸造を学んだ専門家からも不可能と言われてきましたが、諦めることなく挑戦し続けた結果、今年も無事収穫することができ、嬉しい限りです!
これもシルバー人材センターの方々の協力や、スタッフ一同で暑い中一生懸命手入れを行なってきた成果だと感じています。

ワイン作りにおいて、ブドウ収穫のタイミングはとても重要です。
8月に入ってからは、収穫のタイミングを見極めるため、定期的にブドウの実の糖度とpHを計測。
その結果、お盆明けが最適という判断になり、19日に収穫することとなりました。

8月15〜16日にかけ台風10号が日本列島に上陸しましたが、ブドウは風雨による大きな被害もなく、収穫を行なった19日の午前中は快晴となり、日差しが眩しく感じられました。
しっかりと色づき大きくなった実を4時間かけて順次収穫していきました。

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スタッフは早朝から作業を開始

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データ収集のため房の数を数えながら収穫していきます

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色も濃く、粒も揃った実 美味しいワインになりそうです

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バケツいっぱいのブドウは壮観です。収穫量は81kgになりました

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破砕したブドウの実 これから醗酵させます

選別した実は、これから醗酵させてワインになります。

柿の一大産地である大野町で、高齢化が進み休耕地となっていた柿畑の有効利用として始まったORI WINE PROJECT。
当初無謀とも言われた挑戦ですが、ここ数年、シニアの方々と若者の共同作業で毎年ブドウの収穫ができるようになってきました。

これから美味しいワインが出来上がるのがとても楽しみです。

ORI WINE PROJECTのこれまでの歩みはこちらからご覧いただけます。

PDFのダウンロードはこちらから

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