FPPについて

FPPによる微量栄養素吸収改善の化学的根拠

研究の一例を挙げますと、平成13年11月10日、『第4回 日本補完代替医療学会』において、海外からのゲストスピ-カ-としてシンポジウム・「医療現場での補完医療の現状」に招待されました ミラノ大学教授 フランシスコ・マロッタ先生のFPPの発表です。

アルコ-ル性肝疾患におけるシアノコバラミン(ビタミンB12前駆体)
吸収不全のFPPにおける改善
健常者のアルコ-ル摂取は、ビタミンB12の吸収を減少させ、慢性アルコ-ル中毒者では、血中ビタミンB12が低濃度となる。臨床研究の結果、1週間の FPPの摂取でビタミンB12の吸収が正常になり、結果、血中のビタミンB12の値が健常者に近づく。また、ビタミンB12を吸収するのに必要な内因子が増える(吸収チャンネルが増える)。

FPPは全くビタミンB12を成分としていません。
このことから、FPPにより被験者が毎日の食べ物から吸収できるようになったと考えられます。
この研究は、大里研究所がFPPの可能性として、人間に必要な微量栄養素を食べ物から消化吸収できる能力を再生した1つの例として考えることができます。