2021/11/11
富有柿の収穫
大里研究所では2012年より、富有柿の産地で知られる大野町で、高齢化が進み休耕地となっていた柿畑を有効利用し地域のシニア世代の生きがいの場を作る目的で、ワイン用のブドウを化学的な肥料 農薬を使わないBIOで栽培しワイン造りを目指すPROJECT ORI WINEに取り組んでいます。
現在は10の畑にブドウが植えられ、今年も新たに畑の管理を依頼したいという話を頂きました。
しかし、「せっかくの甘くて美味しい富有柿の木々を全て無くしてしまうのは忍びない。『富有柿』というブランドを今後も維持していきたい」との思いで、今年は柿の木々を残し、これまで柿の栽培に携わってこられたシルバー人材センターの方々とも協力しながらBIOに近い形で柿を育ててきました。
秋も深まってきた11月、柿の実が徐々に色づき始め、楽しみにしていた収穫を行いました。
しっかり色づいた実を、傷が付かないよう注意を払いながら丁寧に収穫していった結果、合計で約650個を収穫。
昔から「柿が赤くなると医者が青くなる」と言われるほど栄養価が高い柿。
収穫した柿は社員一同で分け合い、美味しく頂きました。
これから何回かに分けて収穫する予定です。
柿畑がある場所は濃尾平野が一望できる山の斜面中腹にあり、天気の良い日には名古屋駅前のビル群も見渡せます。
遠くの街並みと、紅葉が進む柿の木々を眺められるのはこの場所だからこそ。
ブドウ園から、秋の便りをお届けしました。
収穫できる実を見極めながら一つ一つ収穫
たくさん収穫できました
完熟の柿
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