FIA WEC
WEC最終戦でアストン勝利!
大里研究所は2005年からアストンマーティン・レーシングにFPPを提供し、健康維持の面からチームをサポートしています。
11月30日、サンパウロでのWEC最終戦のGTE-Proクラスで優勝したアストンマーティン・レーシングのDarren Turnerから、その翌日、嬉しいレースレポートが届きました!!
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Darren Turnerは、昨日、ブラジルのインテルラゴスサーキットの5万5千人の観衆の前で2014年FIA WEC のシーズンを締めくくった。
サンパウロ6時間耐久レースは事故の多いレースで、何度も作戦変更を余儀なくされ、アストンマーティン・レーシングは決して楽々と優勝できたわけではなかった。
土曜日の予選ではDarren と彼のチームメイトであるStefan Mucke は最高の走りを見せた。2人は圧倒的な走りで連続してWECのポールポジションを掴み取った。
良いスタートを切ったStefanは、終始GTE-Proの首位を守り、二位との差を少しずつ広げていった。
予定通りStefanがピットインし、Darrenがレースに加わったとたんにLMP2クラスの一台のクラッシュにより「フルコースイエロー(FCY)」が出て、まだピットインしていなかった
GTEの後続車の有利な状況となり、Darren は首位と40秒ほど離され、4位まで順位を下げた。
Darrenは51号車 AF Corse FerrariのVilanderを猛追し、3位に順位を上げたかに見えた。「Toni (Vilander) は第4コーナーで、おそらくパンクのためか少し遅れを見せていたので、
第6コーナーで外から追い抜こうとして、接触してしまいました。」とDarren は説明した。
このFerrari との接触でVantage はスピンし順位も5位に落ちたため、チームは作戦変更せざるを得ず、またDarren はハードタイヤでは攻撃的な走りができないとタイヤを交換した。
Stefan は交替した後も安定した走りを見せ、その後もう一度交替したDarren はミディアムタイヤ装着で完全に攻撃モードに入っていた。レース開始4時間後には、ダレンは順位を上げ、2位を走る71号車のFerrari のミラーにはAston Martinの姿が大きく映っていたに違いない。
「ミディアムタイヤのおかげで、かなり追い上げることができました」とDarren は語った。
「Ferrari との差を縮め、もう少しで追い抜けるところまできましたが、第7コーナーの縁石が多すぎて車がスピンしてしまいました。」
このためDarren は6秒をロスしたが、その後も猛追を見せ、Stefan と交替するまでに3位に順位を上げ、続くStefanが首位に立った。
「あと1時間を残し、首位を守るにはもう1度ピットインしなければならないと考えていました。」とDarren。
「残念ながらゴール前に給油しなければ最後までもたないこともわかっていたので、状況は非常に厳しいものでした。」
その後、Porsche のクラッシュでセーフティーカ―が出動し、これは97号車のアストンにとっては、レース序盤ので出されたFCYの不利を帳消しにするほどの有利なタイミングだった。
車体の破片がトラックに散乱していたため、チームはセーフティーカ―がレースの最期までいるほうに賭け、最後の給油はしないことを決めた。この判断は功を奏し、Stefanは優勝者として チェッカーフラッグを受けた。
「シーズンを優勝で終えるのはいつも気分がいいものです。」とDarren。 「今年は浮き沈みの激しい1年で、我々は素晴らしい走りをしましたが、結果がいつもついてくるとは限りませんでした。97号車のクルーとアストンマーティン・レーシングのチーム全員に心からの感謝をささげます。そして私個人のスポンサーの方々にも、1年を通じてのサポートに感謝して、2015年にはより多くの優勝をもたらすことができるよう頑張りたいと思います。次のシーズンが始まるのが待ちきれません!」
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