“Healthy Aging”をテーマに予防医学による医療費削減を目指しFPPの研究を行っています。

医学雑誌、「別冊BIO Clinica 2021年10巻第2号　老化と慢性炎症」に、大里研究所 主席研究員 大里 真幸子・副所長 奥田 祥子が執筆した研究レポート、「FPPによるメディカルフードとしての可能性と認知症予防への試み」が掲載されました。

本レポートでは、イタリアのパレルモ大学のMario Barbagallo 教授らによるアルツハイマー型認知症患者の酸化ストレスへのFPPの影響を評価した研究および、フランス、パリ大学のDominique Belpomme教授らによる、電磁波過敏症の自己申告患者を対象に、問診及び血液検査、超音波脳内脈断層撮影(UCTS)によりFPPの臨床評価を行った研究等、認知症に関連する臨床研究を紹介し、FPPのメディカルフードとしての役割と、認知症予防や病状の進行を遅らせる治療の新たな一助となる可能性を概説しています。