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社会活動
Marie Curie Legacy Initiative
ラジウム・ポロニウムを発見し、今日の放射線治療の基礎を作ったキュリー夫人(マリー・キュリー)。
大里研究所は、彼女の名を冠し癌との戦いにおける革新的な研究を進めてきたキュリー研究所、および 彼女の功績を今に伝えるキュリー博物館の支援を行なってきました。
●2013年 キュリー研究所のJournal 『LE JOURNAL DE L'INSTITUT CURIE』に理事長・林 のキュリー博物館復旧への貢献や、支援に関する記事が掲載
https://www.ori-japan.com/news/backnumber/info/post-18.html
●2012年 キュリー博物館 リノベーションのオープニングセレモニー
https://www.ori-japan.com/news/backnumber/info/curie-museum.html
キュリー夫人の孫エレーヌ(女性核物理学者)ピエール(生物物理学者)と林夫妻
1921年、キュリー夫人は、彼女の研究に役立てようとアメリカ人女性を中心に行われたキャンペーンにより購入された1グラムのラジウムを受け取るためにアメリカへ旅立ちました。 この1グラムのラジウムはキュリー夫人の研究を後押しし、放射線療法による癌治療に革命をもたらした重要な科学的発見につながったのです。このアメリカ訪問100周年に際し、キュリー研究所の功績を称え、これまでのアメリカとの友好関係を祝い、今後100年の癌との更なる闘いを支援するためMary Curie Legacy Initiative in the US が立ち上げられました。大里研究所は、キュリー夫人のレガシー、癌研究への影響を振り返り、彼女に続く科学者の探求を支援するこの取り組みに賛同し、5000€の寄付を行いました。
さらなる科学の発展の一助になることを願っています。