“Healthy Aging”をテーマに予防医学による医療費削減を目指しFPPの研究を行っています。

FPP (パパイヤ発酵食品)は、アメリカのカリフォルニア大学ロサンゼルス校（UCLA）のジョンソン総合がんセンター内にある、シムズ / マン-UCLA総合腫瘍学センター（Simms / Mann - UCLA Center for Integrative Oncology）で、がん患者のケアのスペシャリストが推薦するサプリメントとして、主に術前術後の回復・免疫サポートの目的で患者さんに紹介されています。

同センターは、がん治療を受けている患者さんやそのご家族が、健康を増進し、がん治療を続けていく中で生じるさまざまな困難を克服するための統合的なケアを提供する米国でも有数の施設で、栄養についての教育、精神的サポート、補完治療によるアプローチといった様々な支援をひとつの施設で受けることができます。センターが目指しているのは、がん治療を受けている患者さんやその家族が、エンパワメント（患者さんが自主的に行動し、自分の医療・ 健康をコントロールする力を持つこと）と呼ばれる意識を持てるように専門家がサポートすることで、そのための多くのプログラムが用意されています。

そのプログラムのひとつとして、UCLA Medical Plaza内のReflectionsというブティックで、治療を続けていく上で必要なものが専門のコンサルタントの指導のもとで購入できるようになっており、FPPをはじめとした推奨サプリメントが紹介されています。

ブティックでは、かつらや帽子、スキンケア製品、乳がん患者用の下着、リンパ浮腫用の洋服、手作りのギフト商品など、患者さんのＱＯＬ改善に役立つ多岐に渡るアイテムが提供されています。シムズ / マン-UCLA総合腫瘍学センターでは、ここで提供されるサプリメントの重要な条件として次のことを挙げています：

◇　治療や他の薬を妨げるリスクがないこと
◇　栄養ガイドラインを満たしたものであること
◇　製造における品質管理が基準を満たしていること

これらの条件を満たしたと認められたサプリメントだけが扱われており、治療中・手術前後に、自身の健康を最大限に維持するためにどのようなサプリメントを摂取すれば良いか正しくアドバイスしてくれる専門家がいる院内ブティックだからこそ、患者さんもご家族も安心して購入することができるのです。FPPは、2013年よりEnergy/Anti-fatigue & Immune Support(エネルギー補給・抗疲労＆免疫サポート)の分類で販売されており、総合腫瘍学のスペシャリストであるCAROLUN KATZIN氏からも絶大な信頼を得ています。

2018年11月9日　シムズ / マン-UCLA総合腫瘍学センターを訪問する
大里研究所所長のDr. Mantello（左） と理事長の林（右）

UCLA Medical Plaza前にて

シムズ / マン-UCLA総合腫瘍学センターPSYCHOLOGIST（心理学者）
KAUSER AHMED博士（右）と